高画質の細径スコープの登場で「オエッとしづらい」経鼻内視鏡でも
正確な診断ができるようになりました。
①口から入れる（経口）内視鏡検査×鎮静剤あり→眠った状態で検査を受けられる
②鼻から入れる（経鼻）内視鏡検査×鎮静剤なし→検査が終わり次第、結果を聞いてすぐに帰れる
をお受けになるか患者さまにお選びいただいています。

苦痛の少ない内視鏡検査を行うには、内視鏡を挿入するコツ（技術と工夫）が必要です。「無送気軸保持短縮法」で空気を入れず、腸を伸ばさず、「吸収の早い炭酸ガス装置」でおなかにガスを溜めません。

症状や必要に応じて二つの内視鏡検査を同日に続けて行います。患者さまは専用ベッドに休んだまま、胃→大腸から大腸→胃の順番で検査を行ないます。検査時間はおよそ40分です。

当院では内視鏡検査中に大腸ポリープを見つけたら積極的にポリープ切除を行っておりますので、検査や手術を受け直す必要がありません。時間的・経済的に、そして身体的に患者さまの負担が少なくなるよう努めています。

検査後、患者さまはベッドで休んだまま、専用リカバリールームまでご案内致します。楽な姿勢が取れるリクライニングチェア、眠っていても安心な貴重品ロッカーなどご用意しております。大腸検査後は、空腹を少し満たしてくれるお飲み物とお菓子をご用意致します。

当院では、フジフィルム社製の最新鋭のレーザー内視鏡システムを導入しています。

ガイドラインに準拠し、内視鏡検査一件ごとに手洗いと内視鏡洗浄機での洗浄をおこない、衛生管理と感染対策を徹底しています。