大腸がんや大腸ポリープは、定期的にきちんと内視鏡検査を受けることで早期発見、内視鏡での早期治療が可能な病気です。大腸ポリープの多くは「前癌病変である腺腫」であり、内視鏡でポリープを切除することで大腸がんの発症予防につながります。つまり、大腸がんは予防ができる「がん」の一つであると言えます。現在、大腸がんは女性ではがん死亡原因の第1位、男性では第3位であり、一人でも多くの方の大腸がんを早期発見、早期治療することでみなさまの健やかな生活に貢献できたらと考えます。
当院では痛みの少ない、つらくない大腸内視鏡検査を行っております。『大腸内視鏡検査は痛くて、おなかが張って苦しそう』と思っている方に、ぜひ一度当院の内視鏡検査を受けていただき、『ここで検査をしてよかった』『これなら定期的に検査を受けてみよう』と安心してお帰りいただけるよう努めます。
大腸内視鏡検査でわかる疾患Colon camera
大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群などがあります。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れColon camera
大腸内視鏡検査は大腸の中をスコープで直接観察する検査ですので、下剤により腸内をきれいにする必要があります。
検査時間は通常20~30分程度ですが、腸の長さや状態により個人差があります。
大腸ポリープを認めた場合には、同時に切除することが可能です(日帰り大腸ポリープ切除)。
大腸検査の流れは次のとおりです。
- 1.検査予約
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をご希望の場合は、事前に外来受診をしていただきます
(症状が安定している場合には、WEBでの仮予約は可能です)。
医師による診察の後、検査予約をします。
現在内服中の薬を確認します(お薬手帳をお持ちの方は持参してください)。
- 2.検査前日
- 消化の良い食事を心がけ、夕食は午後9時までに済ませ、それ以降は何も食べないでください
(食事の準備が心配な方は院内で検査食を販売しております)。
検査予約時に中止指示のない常用薬は普段通り服用してください。
水分(水・お茶・スポーツドリンク)は夜間も飲んでかまいません(※水分は多く摂取してください)。
- 3.検査当日
- 検査前
朝食は摂らないでください。
検査予約時に中止指示のない常用薬は普段通り服用してください。
糖尿病の方は、検査当日の朝の薬は服用しないで下さい。
水分(水・お茶・スポーツドリンク)は検査1時間前まで飲んでかまいません。
腸管洗浄液(ムーベン)を指定の時間より1時間半~2時間程度かけて数回に分けて飲んでいただきます。服用から約1時間たつと排便が頻回になりますが、2時間ほどすれば落ち着いてきます。気分が悪くなった場合は、すぐに服用を中止して、当院までご連絡ください。[042-426-9509]
※希望により来院の上、院内で洗浄液を飲むことも可能です
検査15分前までに来院し、診察券・同意書を出し、受付をしていただきます。
排便状態の確認をします(最終排便の性状を確認し、検査が正しく行える状態かを判断します。5~10回の排便により、便の性状が透明で黄色の水様になれば大丈夫です)。
検査の実施
ストレッチャーベッドで横になったまま検査室へ移動、お一人おひとりに合った鎮静剤・鎮痛剤の量でリラックスした状態で検査を行います(所要時間は20~30分)。 検査後
検査終了後は専用リカバリールームで30~60分程度休んでいただき、その後、医師より検査結果の説明があります)。
検査後の車やバイクの運転は出来ませんので、自動車やバイク、自転車でのご来院はご遠慮ください。
組織検査・ポリープ切除を行った場合には、約2週間後に外来で結果をご説明します。
検査後の食事制限はありませんが、組織採取・ポリープ切除をされた方は、当日は消化のよいもの摂るように、アルコール・刺激物の摂取は普段より控えめに心がけてください。
大腸内視鏡検査のご予約はこちらColon camera
大腸内視鏡検査をご希望の方は、以下のWeb予約サイトからお申し込みください。
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大腸内視鏡のご相談はお電話でお問い合わせください。
042-426-9509